新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波では少なくとも110万人の市民が感染したが、当局は4月19日、ワクチンパスの第2段階実施で「治癒者QRコード」措置を推進すると発表した。20日付香港各紙によると、治癒した新型コロナ感染者は「智方便」「医健通」または電子ワクチン接種・検査記録システムを通じて「治癒者QRコード」を取得し、更新版の「安心出行」にアップロードしてワクチンパス同様に使用できる。「治癒者QRコード」の有効期間は180日となり、失効後にワクチンパス使用の場所に進入するにはあらためてワクチンを接種する必要がある。感染したかどうか確定していない者や快速抗原検査プラットホームに申告したことのない者については当局は未感染者とみなし、時期に合わせてワクチンを接種するよう説明した。

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