特区政府は3月20日、ワクチンパス第3段階の実施開始をもともとの6月30日から5月30日に前倒しにすると発表した。同日の香港メディアによると、5月30日にはすべてのワクチンパスが適用される一般の人は3回目のワクチン接種を受けていなければならない(特殊なグループは除く)。ワクチンパス第3段階の期間、12歳以上の人(非感染完治者)は2回目と3回目の接種の間隔期間をもともとの9カ月から6カ月に短縮。2回目の接種から6カ月未満の場合はワクチンパスは依然有効となる。このほか感染から完治した人に対するワクチンパスの要求を変更。12歳以上の完治者は感染前にワクチンの2回目または3回目の接種を行っていれば完治後6カ月以内はワクチンパスの下で追加の接種要求はない。12歳以上で完治後6カ月が過ぎた場合、感染前にワクチン未接種ならば4月29日までに1回目の接種を行えばワクチンパスを使用できる。
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