特区政府は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種後の深刻な異常事件が発生した場合のために保障基金を設立し、ワクチン接種後に予期できなかった深刻な異常事件が現れた人に財政援助を提供している。6月16日の香港メディアによると、保障基金ではこれまでに74件の申請を受け付け、うち3件が死亡案件、71件が傷害案件となっている。死亡案件のうち2件が処理中で、1件は政府のワクチン接種スキームの下での記録がないのため、保障基金の承認を得た死亡案件はまだない。保障基金の承認を得たのは3件の傷害案件で、深刻なアレルギー反応、入院治療、顔面まひのケースで、保障額は計45万ドルとなっている。
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