特区政府衛生署は5月6日、同日午後4時までの過去24時間に医院管理局から1件の死亡ケースの報告を受け、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種後14日以内に発生した深刻な異常事件の疑いがある。同日の香港メディアによると、医院管理局の資料によると、死亡したのは46歳男性で、高血圧を患い、喫煙の習慣があった。5日夕方に自宅で意識不明となっていたところを発見され、梅窩のクリニックに運ばれたが救命措置の甲斐なく死亡した。4月27日にコミュニティー・ワクチン接種センターでバイオNテックのワクチンの2回目の接種を受けていた。接種後の観察期間に不調が表れた記録はなかった。報告では事件がワクチンによって引き起こされたことを示す臨床証拠は提供されていない。
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