特区政府が発注した科興生物と復星医薬/バイオNテックのワクチン200万本が間もなく香港に到着するのを控え、公務員事務局の聶徳権・局長は2月18日、ワクチン接種スキームの詳細を発表した。同日の香港メディアによると、特区政府食物及衛生局は18日に科興生物の不活化ワクチンの緊急使用を承認。科興生物から香港に供給されるワクチンの第1陣100万本は19日午後5時半ごろに北京から香港に到着する。政府は23日から無料ワクチン接種スキームのネット予約受け付けを開始し、26日から優先グループの市民に対する接種を開始すると発表。優先的に接種が行われるのは以下の5グループとなる。(1)医療従事者(2)60歳以上(3)60歳以上で、有料老人ホームや障害者施設の入居者、職員など(4)廃棄物、汚水、排水、市場清掃などの環境衛生関連の事業に携わる者、公共サービスに携わる者(5)越境輸送業の従事者(越境トラック運転手、航空機乗務員、空港・ターミナル・陸路税関・出入境管理所職員、越境船舶乗務員、越境操業漁業従事者など)――。
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