新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームが2月26日に開始されて5月30日で94日目となった。同日の香港メディアによると、特区政府公務員事務局の聶徳権・局長はフェースブックで29日の接種者が4万2402人に上り、前日より6000人増えたことを明らかにした。単日のワクチン接種者は7日平均の3万127人を上回り、過去最多となった。29日にワクチン接種を予約した人は2万8000人で、これも過去最多となった。政府は財界が市民のワクチン接種を奨励するインセンティブを提供することを歓迎し、空港管理局が6万枚の航空券をプレゼント、信和集団が1000万ドル余りの住宅物件をプレゼント、飲食業界が30%割引を発表したことなどが市民のワクチン接種を促したとみられている。
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