特区政府衛生署は3月28日、前日に医院管理局から新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンを接種した人が死亡したとの報告を受けたと発表した。28日の香港メディアによると、死亡したのは62歳の男性で、高血圧症、高脂血症、空腹時血糖値異常、肥満を患っていた。27日朝、職場で意識不明の状態で発見され、連合医院の救急室に運ばれたが、蘇生に失敗して死亡した。情報によると、この男性は死亡する20日前の3月7日に九龍湾コミュニティー・ワクチン接種センターで科興生物のワクチンを接種していた。接種後の経過観察のために同センターに滞在していた間、不快な症状の記録はなかった。

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