信和集団は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種者に住宅物件をプレゼントする抽選会の第2弾を行うもようだ。9月22日付香港各紙によると、信和集団傘下の黄廷方慈善基金と華人置業集団は先ごろ、9月30日までに香港域内で500万人が1回目のワクチン接種を受けた場合、凱匯の1200万ドル相当の物件をさらに1戸プレゼントすると予告した。最近ワクチン接種者が減少傾向にあるため、目標達成は不可能とみられていた。だが信和集団は21日、第2弾の抽選活動の登録期間を11月30日まで延長すると発表。これによってさらに多くの香港市民がワクチン接種を受けるのを誘う考えだ。1回目のワクチンを摂取した市民は21日までに約442万人に達したが、目標まで58万人足りない。9月末の期限を維持すると残りの期間に1日当たり6万4000人がワクチン接種を受けなければならない。11月末まで延長すれば1日に8300人余りが接種すれば目標を達成できることになる。
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