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香港―社会

ワクチン接種の予約が8倍に増加

特区政府は3月15日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のワクチン接種スキームの対象者拡大を発表し、新たに2つのカテゴリーを追加し、接種年齢を30歳以上に引き下げた。3月17日付香港各紙によると、拡大された優先接種グループは550万人をカバーしており、関連する人たちは16日から接種の予約を開始し、その効果はすぐに現れている。政府の発表によると、16日は通常の7~8倍の14万4000人もの市民が接種を予約し、そのうち78%がバイオNテックのワクチン接種を予約。中山記念公園体育館接種センター、養和医院、東涌体育館の接種センターの予約は満員になったという。また、2つのワクチンを接種した人も通常の2倍の2万3000人と飛躍的に増えた。しかし16日には初めてバイオNテックのワクチンを接種した61歳の男性が脳梗塞を発症し、入院中で安定した状態にある。拡大された優先接種グループには、30歳以上の人、香港以外で勉強している16歳以上の学生、家政婦が含まれており、16日午前9時から予約を受け付けている。16日朝、オンラインシステムでは予約のためウェブサイトに入るのに約10分を要する状態となっていた。

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