林鄭月娥・行政長官は先ごろ、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの1~2回目の接種とウイルス検査での陰性結果の記録をスマートフォンにダウンロードできる「e-Syringe Card」システムを設けることを明らかにしたが、このためのネット上のワンストップ式サービスプラットホーム「智方便(iAM Smart)」が間もなく稼働するもようだ。12月29日付香港各紙によると、「智方便」は運転免許証の更新や税務処理など20種類余りのサービスのほか、来年1月に整備される「e-Syringe Card」システムも含まれる。政府は2017年の施政報告(施政方針演説)で、香港のすべての住民にデジタルIDを発給し、行政やビジネスでの取引・認証をオンラインで行えるようにする「智方便」を発表していた。
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