ドイツのバイオNテック社の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの第1陣100万本が2月末までに香港に到着する予定で、手配が順調に進めば3月初めにワクチン接種プログラムが開始される予定だ。2月15日付香港各紙によると、これは特区政府公務員事務局の聶徳権・局長が明らかにしたもの。当局は優先接種グループや予防接種の予約時間など、スキームの詳細を近日中に発表する。政府は香港18区の各区に少なくとも1カ所のコミュニティー・ワクチン接種センターを設置する予定。政府は16日に請負業者と会合を持ち、ワクチン接種センターの準備について話し合う。早ければ3月1日からワクチン接種センターの運営が開始されるため、センターの請負会社はスタッフを増員して対応しているという。
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