特区政府は4月15日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームの変更について発表した。同日の香港メディアによると、特区政府公務員事務局の聶徳権・局長はバイオNテックと科興生物のワクチンを提供しているコミュニティー・ワクチン接種センターの運営を9月末で打ち切ると発表。バイオNテックのワクチンは使用期限があるためと説明した。同社のワクチンを接種する市民は遅くとも8月末に1回目の接種を行わねばならないと指摘した。科興生物のワクチン接種センターも同様に9月末で運営を停止するが、同社のワクチンは保存期間が長いため、当局は10月以降、民間医師に協力を求めて接種を手配するという。またワクチン接種の年齢制限のハードルを現在の30歳から16歳に引き下げる。バイオNテックのワクチンは16歳以上、科興生物のワクチンは18歳以上なら接種でき、16~29歳の市民は23日から接種予約が可能となる。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。