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香港―社会

ワクチン接種後の死亡者33人

特区政府5月12日、9日までの1週間で衛生署は254件の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種後に発生した異常事件の報告を受けたと発表した。12日の香港メディアによると、報告には医院管理局が報告した5件のワクチン接種後の死亡案件が含まれている。うち香港ではワクチンを接種した後に死亡した人は累計33人で、うち23人は科興生物のワクチン、10人はバイオNテックのワクチンを接種していた。専門家委員会は9日までに7件の死亡案件についてワクチンとの因果関係はないと結論づけ、初歩的に21件はワクチンと関係なく、5件は評価待ちとなっている。4月5日~5月2日の間にワクチン接種記録のない死亡案件の比率は10万人に53.1人で、ワクチン接種記録のある死亡案件の比率は10万人に2.3人となっており、全体的な死亡率は過去3年の同期とほぼ同じだという。さらにワクチン接種記録のない急性脳卒中または心筋梗塞の死亡案件の比率は10万人に2.7人、ワクチン接種記録のある同ケースの死亡案件の比率は10万人に0.4人となっている。統計分析の結果、ワクチン摂取で死亡リスクが高まる証拠は示されなかった。

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