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香港―社会

ワクチン接種後の61歳男性が死亡

特区政府衛生署は3月29日、午後4時までの24時間に医院管理局から1件の死亡ケースの報告を受け、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの接種後に発生した深刻な異常事件との疑いが持たれている。同日の香港メディアによると、死亡が報告されたのは61歳の男性で、長期的な喫煙者。27日に胸の痛みと左肩の痛みを訴え、雅麗氏何妙齢那打素医院の救急室で受診。その後、集中治療室(ICU)に運ばれ治療を受けていたが、突然、心室性頻脈と心停止が起こり、28日午後に死亡した。死因は急性心筋梗塞とみられている。男性は死亡する12日前の3月16日に沙田のコミュニティー・ワクチン接種センターで科興生物のワクチンを接種していた。接種後の経過観察のために同センターに滞在していた間、不快な症状の記録はなかった。

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