特区政府衛生署は4月4日、2日午前に医院管理局から1件の死亡ケースの報告を受け、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの接種後に発生した深刻な異常事件との疑いが持たれていることを明らかにした。4日の香港メディアによると、死亡が報告されたのは62歳の男性で、1日に普通科外来で高血圧を患っていると診断された。翌日朝に街角で呼吸困難を起こし、救急隊員が駆けつけた際に心臓が停止していることを発見。博愛医院に運ばれたが死亡が確認された。男性は死亡する25日前の3月8日に天暉路体育館のコミュニティー・ワクチン接種センターで科興生物のワクチンを接種していた。接種後の経過観察のために同センターに滞在していた間、不快な症状の記録はなかった。
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