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香港―社会

ワクチン接種50%で防疫措置を緩和

特区政府衛生署傘下の連合科学委員会は3月18日の会議で、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の防疫措置を緩和するためのワクチン接種率の水準などを議論した。19日付香港各紙によると、特区政府衛生防護中心の林文健・総監は「新型コロナ流行が落ち着き、ワクチン接種率が50%に達した後は、防疫措置の段階的な緩和を検討できる」と述べた。科学委員会の劉宇隆・主席は、病院や老人ホームへの訪問、検査措置などの緩和はその時に検討できると指摘。またワクチン接種率が75%に達した場合には、ワクチンパスポートで渡航できるように各国と交渉できるという。これまでにワクチンを接種した市民は累計27万6600人で、16歳以上の市民に占める接種率はわずか4%となっている。

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