英国の世論調査会社YouGovが世界24カ国・地域で新型コロナウイルスに対するワクチン接種への意欲を調査したところ、タイと英国の人々の接種意欲が最も高いのに対し、香港は最下位から3位で、接種意欲は40%にとどまった。1月17日付香港各紙によると、調査の結果、タイでは83%の人がワクチン摂取を受ける意思がある、またはすでに受けたことがあると回答しており、世界で最も高かった。一方、摂取を受けないと回答した人はわずか6%、未定と回答した人は11%にとどまっている。世界で初めてファイザー社とオックスフォードのワクチンを承認した英国は2位で、80%の人がワクチン摂取を受ける意思がある、または受けたことがあると答え、摂取を受けないと答えた人は9%にとどまった。4位から10位はメキシコ、インド、スペイン、オーストラリア、イタリア、中国、マレーシアで、それぞれ60%以上の接種意思があるか、すでに接種済みだった。予防接種を最も嫌う国・地域ではポーランドとフランスがトップ2で、ポーランドでは28%、フランスでは39%の人しか予防接種を希望していないことがわかった。世界で3番目に予防接種の意思が低い香港では予防接種の意思が40%にとどまり、27%が「接種しない」、33%が「まだ決めていない」と回答した。台湾の結果も香港と似ており、最下位から4位、シンガポールは7位となっている。
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