特区政府は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの優先グループへの無料接種を行っており、3月1日午前9時からネット予約システムでの受け付けを再開する。2月28日付香港各紙によると、すでに接種が開始された科興生物(シノバック・バイオテック)のワクチン「克爾来福」のほか、上海復星医薬とバイオNテックのワクチン「復必泰」がすでに27日に香港に到着したことから今週半ばにネット予約を開始する。ワクチンはブランドによって接種できるコミュニティー接種センターの場所が異なるので、予約の際に注意が必要となる。「克爾来福」の接種センターは銅鑼湾香港中央図書館(展覧館)、九龍湾体育館、元朗天暉路体育館、佐敦官涌体育館、沙田源禾路体育館、3月6日から開放されるのは将軍澳体育館、葵青林士徳体育館、屯門友愛体育館となっている。一方、「復必泰」は冷凍管理と解凍プロセスのハードルが高いため、当局はまず医院管理局が運営するコミュニティー接種センター7カ所を開放し、その後、他の接種センターも逐次開放する。最初の7カ所は、西区中山紀念公園体育館、西湾河体育館、観塘曉光街体育館、教育局九龍塘教育服務中心、茘枝角公園体育館、上水龍琛路体育館、元朗体育館。その他の「復必泰」接種が予定されているコミュニティー接種センターは、養和東区医療療中心、養和医院、聖保祿医院、伊利沙伯体育館(3月末から)、鴨脷洲体育館、港怡医院、彩虹道羽毛球中心、何文田体育館(4月から)、界限街体育館(一号と二号)、香港中文大学医院、大埔墟体育館、東涌社区会堂、香港国際空港、●景囲体育館となっている。【●=草かんむりに全】

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