「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが10月17日から2日連続で北京で開催され、各国首脳が参加し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の出席が焦点となっている。16日付香港各紙によると、プーチン大統領は中国中央広播電視総台(CMG)の独占インタビューに応じ、「一帯一路」構想はユーラシア経済連合の発展というロシアのビジョンと完全に一致していると述べ、「これを中国が他国を征服しようとしていると見る人もいるが、そうではない」と述べ、また習近平・国家主席を「世界に認められた指導者」であり「確固たる冷静かつ現実的で信頼できるパートナー」と称賛した。一部の学者は、中露関係における中国の支配的な地位が大幅に強化されたと信じている。今年は習主席の「一帯一路」構想10周年にあたり、ドイチチェ・ヴェレはこれが中国の世界的な影響力を拡大するための習主席による重要な地政学的プロジェクトであると主張している。北京では17、18の両日、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが開催され、130カ国以上が参加を確認しているが、プーチン大統領に注目が集まると予想される。昨年2月にロシアとウクライナの間で戦争が勃発して以来、プーチン大統領の主要国訪問はこれが初めてとなる。
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