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香港―社会

一級歴史建築3件が法定古跡に

3つの一級歴史建築が法定古跡に指定される可能性が高まっている。3月4日付香港各紙によると、古物や古跡の保存・記録をする政府部門「古物古跡弁事処」が3月11日に開かれる会議で「官立小学校」「大埔警察署」「協天宮」を法定古跡に指定することを提案するという。西営盤に位置する官立小学校は香港初の全日制師範学校の跡地で80年の歴史をもつ。1962年に建てられた新校舎は2000年から小学校として使われている。1889年に完成した大埔警察署は1987年に警察署としての歴史を終えたが、その後歴史建築の再開発プロジェクトの一環で整備され観光地にもなっている。ここには日本統治時代は日本憲兵本部が置かれていたという。126年前に建立されたという沙頭角にある協天宮は財運の神様として知られる関羽をまつった歴史ある廟だ。この3つの建物は2009~10年に一級歴史建築の認定を受けている。

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