新型コロナウイルス肺炎への警戒から、一部銀行が一時休業や営業時間変更などの対応を行っている。
星展銀行は、数日前に中国本土に滞在していたという九龍湾支店の行員1人について2週間在宅措置を取ることを決めた。肺炎の症状は出ていないが、もし体調不良となった場合は医師の判断を仰ぐという。そして安全を考慮し同支店を一時休業して徹底的に清掃、消毒すると発表した。
一方、交通銀行は1月30日から一部支店をしばらく休業する。休業となるのは、太古城、調景嶺、チムサーチョイ、長沙湾広場、●湾、三聖邨支店と如心広場財富管理中心。このほか、招商永隆銀行は1月31日から2月7日まで全支店の営業時間を変更する。変更後は月~金曜の営業時間が現行よりも2時間短くなり、9~15時となるが、土曜の営業時間は変更ない。高速鉄道の西九龍駅支店については1月31日から当面休業するという。【●=くさかんむりに全】
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