特区政府創新科技及工業局の孫東・局長は８月１６日、上海市と香港の科学技術イノベーション対話のリモートイベントに出席した。同日の香港メディアによると、イベントでは上海側会場で上海市科学技術委員会の張全・主任らが出席した。香港側はほかに香港科学園公司の査毅超・主席、滬港経済発展協会の姚祖輝・会長らが出席した。孫局長は昨年８月に特区政府創新科技署と上海市科学技術委員会が協力覚書に調印し、上海と香港の両地が科学技術交流システムを構築したことを紹介。この協力の枠組みの下、上海科学技術交流中心、上海市科技創業中心、香港科技園公司、滬港経済発展協会、上海香港連会が５者協力について合意したという。同日のテーマとなった新エネルギー自動車については香港のカーボンニュートラルの目標実現に合致していると指摘。香港は同分野で良好な研究開発の基礎があるほか、研究開発の資金面では政府が創新及科技基金や低炭緑色科研基金を通じて関連プロジェクトに資金を提供していると説明した。
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