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中国―経済

上海モーターショーにALCANTARA

メイド・イン・イタリーの高級マテリアルALCANTARAは、4月23日から5月2日にかけて26カ国・地域から約1000社が上海の四葉のクローバー形状で知られる世界最大級の展示施設、国家会展中心(国立展示コンベンションセンター)に結集した第21回上海国際自動車工業展覧会(通称:上海モーターショー2025)で多数の展示車両に使用された。

小米(Xiaomi/シャオミ)、紅旗(Hongqi/ホンチー)、尊界(MAEXTRO/マイスター)、極氪(Zeekr/ジーカー)、領克(Lynk & Co/リンクアンドコー)、BMW、Lotusといった名門ブランドをはじめとする各自動車メーカーは、シート、ダッシュボード、ドアパネル、ヘッドライナーなど車内の様々な箇所にALCANTARAを取り入れ、その洗練された質感と優れた機能性を活かしてクルマの個性をより鮮やかに表現し、最先端の自動車技術とデザインの融合が世界中から注目を集めた。

小米は上海モーターショーに初めて参加し、小米SU7と高級モデルSU7 Ultraを展示。小米SU7 Ultraは、その優れた性能、先進的な機能、そしてユニークなデザインで注目を集めた。小米SU7 Ultraの目を引く特徴は、シート、ステアリングホイール、ダッシュボード、ドアパネルなど、豪華な室内を覆うために使用された5平方メートルのALCANTARAマテリアルによってさらに際立っている。豪華なALCANTARAマテリアルは、Ultraの専用キャビンカラースキームとステッチングと相まって、運転体験をより快適にしながら、高級感とスポーティーなパフォーマンスのバランスを取っている。

紅旗ブランドの金蓮花(Golden Sunflower)サブブランドは、東洋の美学と最先端のクラフツマンシップの完璧な組み合わせにより、今年の上海モーターショーで広く注目を集めた。国雅(Guoya)、国耀(Guoyao)、国礼(Guoli)の3台の車両が展示され、金蓮花が東洋の芸術を具体的な体験に変換していることを示している。また、ヘッドライナー、ピラー、サンバイザーに使用されたALCANTARAマテリアルのエレガントなデザインと柔らかな触感と相まって、東洋の豪華さが最大限に反映されている。

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