Budweiser、Stella Artois、Coronaなどのビールブランドを持つ世界最大級のビールメーカーAB InBevがアジア業務を香港で分離上場させるため、７月５日から新規株式公開（ＩＰＯ）の公募を開始した。今年最大のＩＰＯとなる見込みだ。同日の香港メディアによると、同社は約１６億３０００万株を発行し、うち５％を香港で公開販売する。公募価格は１株当たり４０～４７ドル、取引単位は１００株で最低４７４７ドルから投資できる。７６０億ドル余りの資金調達を目指し、調達した資金はすべて債務償還に充てる。公募締め切りは１１日で、１９日に香港取引所のメーンボードに上場。上場主幹事はＪＰモルガン・チェースとモルガン・スタンレーが務める。
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