タイのマーリット外相はこのほど、この地域で暗躍している国際的な詐欺組織を協力して取り締まるため、中国とASEAN（東南アジア諸国連合）が話し合いを始めていることを明らかにした。ただ、今のところ、話し合いは初段階にあり、具体的な実質的協議はまだ始まっていないという。中国人が関与しているとみられる詐欺組織に誘われてタイに入国した中国人が行方不明になり、間もなくして無事が確認されるというケースが報じられている。このような事例は中国当局にとっても懸念材料であり、取り締まりに東南アジアの国々と協力する姿勢を見せている。中国人絡みの事故や事件はタイにとっても訪タイ中国人減少に繋がっているため、取り締まりには強い意欲を見せている。（『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com）
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