中国国家外貨管理局が8月9日に発表したデータによると、第2四半期、中国の経常収支は549億米ドルの黒字となった。上半期の経常収支は941億米ドルの黒字で同期の国内総生産(GDP)比1.1%だった。国際収支は基本的バランスを保った。物品貿易黒字は比較的な高水平を保った。上半期、国際収支の物品貿易黒字は2884億米ドルで前年同期比1%増え、過去2番目の高さとなった。そのうち、物品貿易の輸出額が1兆5796億米ドルで前年同期比3%増え、輸入額が1兆2912億ドルで前年同期比4%増えた。
サービス貿易収支は安定的に伸びた。上半期のサービス貿易収支は1229億米ドルの赤字となった。うち旅行赤字が1032億米ドルだったが、前年同期比37%増えた。入境訪問者と国民出境旅行共に増え、旅行収支がそれぞれ43%と37%増えた。サービス貿易収支黒字項目が増え続けており、コンサルティング、広告などの商業サービスは192億米ドルの黒字で過去最高となった。電気通信、コンピュータ、情報サービスは100億米ドルの黒字で前年同期比26%増えた。上半期、中国が対外株式性質の直接投資純流出額は653億米ドルで、海外から株式性質の直接投資純流入額は408億米ドルだった。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。