特区政府は12月24日、過去21日間に中国以外の国・地域に滞在したすべての入境者は、指定検疫ホテルで21日間検疫を受けなければならないと発表した。同日の香港メディアによると、同措置は25日午前零時から発効、空路・陸路経由の入境ともに適用される。また先に発表された英国からの入境制限と同様に、過去21日間に南アフリカに2時間以上滞在した者は、香港行きのフライトへの搭乗をすべて禁止する。政府広報官は「一部の専門家は世界的なウイルス流行の急速な変化と、より多くの国での変異種ウイルス発見と相まり、感染者のごく少数に潜伏期間が14日を超える可能性があると考えている」と指摘し、特区政府はウイルス流入の水際対策に漏れがないようにするため検疫措置を強化する必要があると説明した。
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