5年物中国国債先物が8月4日、香港で初めて上場し、オフショア市場で取引される初の中国国債先物契約となった。8月4日の香港メディアによると、陳茂波・財政長官は上場式典で、国債先物の上場は香港にとって重要な戦略的意義を持ち、国際金融センターとしての地位の強化と多角化(価格決定、リスク管理、資産配分の各センター機能)に貢献すると述べた。また、香港の役割は「双方向の資産配分とリスク管理のハブ」へと進化し、国家の金融強国建設に寄与すると強調した。
陳長官は、地政学リスクや為替市場の不透明性から人民元資産への需要が高まっており、債券通が本土債券市場への主要ルートとなっていると指摘。今回の国債先物導入は、3年前に導入された金利スワップ取引(利率互換通)に続く重要な補完であり、オフショア人民元固定収益のリスク管理体制を完成させるものだ。
香港のオフショア人民元資金プールは1.1兆元超、点心債の発行残高は1.6兆元を突破し、国家が香港で発行した人民元国債は累計4400億元超に達する。陳長官は、今回の上場はこれまでの努力の集大成であり、国家発展への貢献という新たな起点になると述べ、国家の支援の下で市場関係者と共にこの道を着実に進める決意を示した。
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