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香港―社会

中国本土で美容注射した女性が中毒

中国本土でボツリヌストキシンを接種した女性が体調を崩し、中毒が疑われている。11月12日付政府公報によると、患者は50歳の女性で、東莞滞在中の10月27日にボツリヌストキシンの注射を受けたところ、10月29日からつばを飲み込むことが困難になり、両目の局部下垂、四肢の脱力感を感じたという。11月3日に現地の医療機関を受診して入院し、同28日に退院したが、香港に戻ってもわずかに症状が続いていたため北区医院の救急治療室を受診し、現在は入院治療を受けているという。注射をした後に不調を訴えていることから、ボツリヌストキシンによる中毒とみられている。東莞で注射を打った人物が専門資格を持っていたかどうかは定かでないと話しているそうだ。ボツリヌストキシンを使った美容注射は美容整形の施術の1つとして人気があるが、香港域内、中国本土、海外に限らずこれまでにもたびたび中毒を起こした例がある。政府衛生防護中心では市民に対し、処方や注射を受ける場合は登録医師に限るよう注意を呼び掛けている。

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