新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のワクチンを接種する人が増えたのに伴い、特区政府は5月7日、ワクチン接種者に対する検疫措置の緩和を発表した。8日付香港各紙によると、ワクチンを2回接種して14日を経た香港市民と海外からの入境者は、12日から強制検疫の期間を短縮できる。このうちシンガポール、オーストラリア、ニュージーランドといった低リスク地域からの入境者の検疫期間は現在の14日から7日に短縮。中・高リスク地域からの入境者は現在の21日から14日に短縮。高リスクと極めて高リスクの地域からの入境者は現在の21日を維持する。中国地域(本土、マカオ、台湾)から香港への入境者は、「回港易」スキームで香港で戻る場合以外は自宅で14日の検疫を受けなければならないが、ワクチン接種者の場合は7日に短縮する。
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