中国本土の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)防疫専門家視察団が11月20日に香港に到着し、21日から視察を開始した。22日付香港各紙によると、視察団はまず空港に赴き国内線と国際線の分離措置を視察。続いてランタオ島の北大嶼医院香港感染控制中心と港珠澳大橋の香港側税関・出入境管理所を視察した。空港では立ち入り制限エリアで本土とのフライトと海外とのフライトを「緑区」と「橙区」に分ける措置を開始した。視察団は香港に4日間滞在し、香港の防疫抗疫作業に関連する機関と施設、「安心出行」の運用状況などを視察し、香港と本土の検疫免除による出入境再開の準備を進める。
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