四川省訪問を終えたばかりの李家超・行政長官は、中央政府が香港に寄贈したジャイアントパンダのつがいが選ばれたと述べた。7月10日付香港各紙によると、香港に贈られる2頭のパンダのうち雄は5歳から8歳ほどで、丈夫で活発。雌は優しくてかわいいので、香港で人気者になると期待されている。当局は10月1日までにつがいのジャイアントパンダが香港に到着し、香港の新しい家族となり、香港市民と触れ合えるよう努めている。
李家超氏は7月9日、四川省でメディアと会見した際、香港に寄贈された新しいジャイアントパンダのつがいが若くて丈夫で、豊かな成長を遂げることを望むと国家林業草原管理局に提案していたと述べた。香港での次世代の誕生と未来への繁栄は、より多くの温かさと喜びをもたらし、適切なジャイアントパンダのつがいを決定してくれた国家林業草原管理局に感謝を表明した。李長官は、ジャイアントパンダは通常5歳で成体に成長し、選ばれたジャイアントパンダのつがいは約5~8歳であることを明らかにし、「雄のジャイアントパンダは体重約120キロで機敏で、賢くて活動的であると評価されている。雌のジャイアントパンダは体重約100キロで、おとなしくてかわいらしく、おとなしいと評価されてい」と説明。選ばれたジャイアントパンダは現在、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの都江堰基地で適応の準備が進められており、香港到着後もさらに30日間隔離される予定だ。
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