特区政府本庁舎で8月23日、中央政府による第14次5カ年計画の説明会が開催された。24日付香港各紙によると、国務院香港マカオ弁公室の黄柳権・副主任が中央政府の代表団を率いて来港し、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の駱惠寧・主任、特区政府高官、行政会議メンバー、大学学長ら200人余りが出席した。代表団には国家発展改革委員会、科学技術部、中共中央宣伝部、中国人民銀行の代表らが含まれている。中連弁の駱主任はスピーチで「香港は国家計画の要求を見極め、香港の発展の方向性を全面的に把握し、国家の発展の大局に融合しなければならない。香港が発展する最大のチャンスは中国本土にある」と指摘。また第14次5カ年計画には香港発展の新たな位置付けが明示されており、香港はさらなる行動を起こさなければならないと忠告した。林鄭月娥・行政長官は第14次5カ年計画の中で香港に直接かかわる部分は第61章「香港・マカオの長期的な繁栄と安定を維持」と第31章「地域の重大戦略実施を深化」の粤港澳大湾区建設の部分と説明し、「この2つの部分には香港特区に対する中央の支援、香港市民に対する福祉重視が十分体現されている」と指摘した。
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