林鄭月娥・行政長官は3月24日、すでに中央に中医薬専門家の派遣を要請したことを明らかにした。25日付香港各紙によると、林鄭長官は23日夜に中国本土の専門家と再び会議を行い、香港では新型コロナウイルス感染症(COVID―19)感染者が毎日200人が死亡し、入院している高齢者の割合が高いためリスクが大きいことを指摘された。高齢者はワクチン2回の接種率が低いため、老人ホームで集団感染が発生する可能性があることから油断できないという。林鄭長官は専門家が本土の中医薬を応用した新型コロナ患者の治療方法を香港に適用することを提案し、特区政府も同意したと説明。新たな一陣の中医薬専門家らが来港して協力してくれれば香港の新型コロナ対策に大きな助けとなると述べた。

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