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香港―政治

中央を挑発して解放軍を出動させる

全国人民代表大会(全人代)の譚耀宗・常務委員は8月11日、商業電台の番組に出演し、中国人民解放軍の出動に言及した。

譚氏は「解放軍が出動して香港の現在の混乱を処理することは望まないが、中央を挑発して解放軍を出動させようとしている者がいる」と指摘。また「解放軍の出動は1国2制度の廃止を宣言するに等しい」との言い方を批判し、解放軍の出動については基本法に明記されていることや、香港が緊急状態になれば全国的法律が香港で実施されると説明した。

また新民党の葉劉淑儀(レジーナ・イップ)主席はこのほど新華社のインタビューを受け、香港情勢について語った。12日付『文匯報』によると、葉劉氏はデモ隊と警官隊の衝突は組織的で計画的で「もはや一般的なデモ活動のように簡単でないことは明らか」と指摘。デモ活動は「カラー革命の特徴を帯びており、特区政府の転覆を企図し、ひいては中央政府に挑戦する政治運動」だとして、市民は真相を見極めてこれら香港の安定を破壊する勢力を支持しないよう呼びかけた。

また事件のきっかけである逃亡犯条例の改正については、民主党の李柱銘(マーチン・リー)氏が1998年に香港と中国本土の犯罪人引き渡し協定を早く結ぶよう特区政府に求めたが、今になって改正に反対し米国にロビー活動に赴いていると指摘し「誰が市民を欺いているのか」と述べた。

(写真:瀬崎真知子)

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