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香港―社会

中学のワクチン接種要求を一時中止

特区政府教育局は10月25日、域内全学校に書簡を送り、対面授業に関する最新措置を発表した。同日の香港メディアによると、11月1日から実施予定だった中学・高校の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの接種率要求を一時中止し、個別に接種率要求を満たした小学校は12月1日から全日対面授業を申請できる。現在、学校では全体的に半日の対面授業を維持している。教育局は現時点ですでに全日授業を行っている中学ではワクチン接種率を引き上げるのにまだ時間を要することを考慮し、学校側も新たな接種率要求の達成前に授業措置の延長を望んでいるため、当局は中学での新たな接種率要求実施の一時中止を決定した。中学・高校では12月1日から90%の学生がワクチンを3回接種していることを全日対面授業の条件とすることになっていた。小学校では70%の学生がワクチンを2回接種していることが全日対面授業の条件となる。

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