来る9月17日は中秋節。これまで3年連続で中秋節と満月は同じ日だったが、今年は1日ずれて翌日となるものの、「スーパームーン」とともに近くの土星も観賞できるという。香港天文台では毎年中秋節に先駆け、月の出や満月になる時間、角度などを「中秋節賞月錦囊/Moon watching tips for Mid-Autumn Festival」としてホームページで公表している。これによると、今年は満月を迎えるのは中秋節の翌朝(18日)10時34分だが、天気が良ければ中秋節前日や当日も満月に近い名月が見られるという。例えば、16日は23時5分(角度54度)、17日は23時57分(角度61度)、19日は24時48分(角度69度)に月が最も高くなるので、観賞しやすいようだ。方角は南方で、公園やビーチなど高い建物が少ない場所なら見える可能性が高い。香港太空館(香港スペースミュージアム)のユーチューブチャンネルでは、9月14日19時30分から1時間にわたり月の様子をネット中継するほか、名月観賞のコツや月が土星に接近する天文現象の解説などを行う予定だ。(写真・政府新聞処)

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