特区政府の専門家顧問で香港中文大学呼吸系統科講座の許樹昌・教授は9月21日、政府が新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行に対する防疫措置をさらに緩和する見通しを明らかにした。同日の香港メディアによると、許教授は、政府が社交距離に関する制限を緩和するかどうかは、今後数日のうちに突然感染者が爆発的に増えるか、飲食店で集団感染が発生するかなど、ウイルス流行状況を考慮すると指摘。新たな感染者数が少なかったり、感染経路が不明なケースの割合が小さい場合、当局は国慶節(建国記念日)と中秋節の連休シーズンに現行の5人以上の集まりを禁止する規定を7人以上の集まり禁止に緩和するとの見方を示した。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。