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香港―社会

中西区でコロナ流行、第5波の懸念

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波の脅威が迫っている。3月13日付香港各紙によると、特区政府衛生署は12日、香港で新たに確認された新型コロナ感染者は60人で、そのうち47人がフィットネスセンター「URSUS Fitness」に関連していると発表した。この集団感染でセントラルを中心に香港島の少なくとも12軒のフィットネスセンターにも影響。また確認された患者の多くは金融機関や法律事務所に勤務し、さらにはミッドレベルの十数軒の高級住宅に居住しており、いくつかのインターナショナルスクールではすでに対面授業が中止されている。「Ursus Fitness」関連の累計感染者数は64人。うち50人が顧客、7人が職員、7人が密接な接触者。感染者の8割は中西区ミッドレベルの高級住宅に居住している。特区政府衛生防護中心は数世代にわたる感染を伴う「深刻なアウトブレイク」が発生しているとして、香港のすべてのフィットネスセンターのスタッフは14日までに強制的に検査を受けることにした。さらに最近、香港島のフィットネスセンターを訪れた人にも検査を受けるよう呼びかけている。専門家は、フィットネスセンター集団感染が第4波のダンス集団感染の再来になっていると警告し、コミュニティーでの流行が再び広がれば第5波になると懸念している。

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