中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)は7月10日、欧州議会が香港版国家安全法をめぐって中国への制裁実施を鼓吹する決議を採択したことに非難声明を発表した。11日付香港各紙によると、中連弁の報道官は「中国内政に対する欧州議会の粗暴な干渉は覇権的な行為であり、反中政治家の赤裸々なダブルスタンダードと強盗ロジックを顕著に示している」と指摘。さらに「香港版国家安全法の実施以来、香港の法治と社会秩序は正規のレールに戻り、市民の人身の権利と生活の安寧は有効な保障を得た」「世界のいかなる地域も国家の安全を脅かす行為を座視することはない」と述べた。
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