中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)は12月7日、司法関係者が脅迫を受けた件について声明を発表した。6~7日の香港メディアによると、香港版国家安全法に関する案件の審理を担当する総裁判官に任命された蘇恵徳氏は3日、壱伝媒集団(ネクストメディア)創業者である黎智英(ジミー・ライ)氏の裁判で保釈を認めない決定を下した直後、オフィスで「お前とお前の妻と子供を爆死させる」との脅迫電話を受けた。特区政府、律政司、弁護士団体はいずれも裁判官に対する脅迫を強く譴責した。これに続き中連弁は「少数の過激分子が裁判官を脅迫して判決に影響を与えようとしている。これは香港の法治秩序を深刻に損なうだけでなく、香港版国家安全法に対する公然した挑戦である」と指摘し、速やかに脅迫犯を逮捕するため、特区政府と警察の果断な法執行を断固支持すると表明した。

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