江沢民・元国家主席が享年96歳で死去したことを受け、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)は12月1日午後から祭壇を設けて各界からの弔問を受け付けた。同日には梁振英・元行政長官、李家超・行政長官、政府高官、立法会議員、政党代表、団体代表ら約300人が弔問に訪れた。2日の香港メディアによると、同日には香港社会各界の著名人1000人余りが来訪。中連弁の発表では、全国人民代表大会(全人代)常務委員会の元委員である范徐麗泰氏、全人代常務委員会香港基本法委員会副主任の譚惠珠氏をはじめ、黄玉山氏ら23人の全人代代表、袁武氏ら10人の元全人代代表、陳馮富珍氏ら110人の全国政協委員、120人余りの工商界代表、60人余りの宗教界代表、30人余りの医療衛生界代表、31人の社会福祉界代表、25人の婦女界代表、120人余りの僑界代表、500人余りの地域低所得層代表が訪れた。民間では同日多くの市民が中連弁前に献花に訪れた。中には高齢者、学生、一家で訪れた市民もいた。ネット上ではあるユーザーが江氏の弔問サイトを制作し、2日午後5時までに約7万人の市民がネット献花を行い、香港返還における江氏の貢献などをたたえるメッセージが書き込まれた。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。