九龍維景酒店(メトロパークホテル・カオルーン)が新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)対策措置の指定検疫ホテルに名乗りを上げているもようだ。12月4日付香港各紙によると、特区政府は新型コロナ流行第4波に対応してウイルス流行の抑制を強化するため「指定ホテル」で香港に戻ってくる人たちを受け入れて14日間の検疫を行う措置を推進している。宿泊客は自費で泊まることとなり、滞在期間は客室を離れることはできず、友人との面会もできない。九龍維景酒店は指定の検疫ホテルとなる意向だが、詳細については交渉が行われている。検疫ホテルとしての指定を受けたホテルは客室稼働率が50%を下回った場合、政府は補助を行うことを検討するという。政府はホテル業界と交渉中で、クリスマス連休前に指定ホテルが決まることを目指している。
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