キャセイパシフィック航空は先に大規模な人員削減を発表し、留任する職員に対して11月4日までに基本給の上限設置と減給に関する新契約に署名しなければ解雇すると要求している。10月30日付香港各紙によると、キャセイの客室乗務員労働組合の王思敏・主席は「現在の形勢は職員にとって不利」と指摘して会社側を批判した。労組はすでに11月4日にキャセイ本社とMTR東涌駅前で集会を行うことを警察に申請し、10月29日に警察と交渉するとともに空港管理局にも問い合わせた。特区政府労工処は700件余りの問い合わせを受けており、労使双方の調停会議を手配していることを明らかにした。王主席は目下のところ会社幹部と会談するつもりはいと述べている。
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