香港の銀行では軒並み人民元建て定期預金の金利が引き上げられている。
6月25日付『香港経済日報』(電子版)によると、中国工商銀行(アジア)と招商永隆銀行は先週、全面的に人民元預金の金利を引き上げるなど、人民元預金で3%以上の金利を提供している銀行は7行に増えた。中でも最も高い金利はシティバンクの1カ月定期で7.5%。22万ドルからで、新規顧客で資金を両替して預金する場合に限られ、6月末までの優遇プランとなっている。
中国銀行(香港)と香港上海銀行(HSBC)はともに1週間定期で5.5%。5万ドルから取り扱いで、指定口座の顧客で資金を両替して預金する場合に限る。1カ月定期ではHSBCが4%、中国銀行(香港)が3.8%、ともに5万ドルからとなっている。ほかに富邦銀行が1カ月定期で4.88%、10万ドルから、中信銀行国際が1年定期で3.2%、1万ドルからとなっている。
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