香港金融管理局(HKMA)の余偉文・総裁は、中国人民銀行の潘功勝・総裁が発表した両地域の金融協力強化策について、7月7日の香港メディアで、全体で11項目あり、そのうち6項目が香港の債券・通貨市場の整備や相互接続の最適化に関連し、残る5項目がオフショア人民元業務の支援に関する新たな措置だと説明した。これらの措置は市場の意見を反映し、業界により大きな柔軟性と利便性を提供することで、香港の債券市場とオフショア人民元市場の発展に新たな原動力をもたらす。
具体的には、債券通(南向通)の年間投資枠を5,000億元人民元から8,000億元人民元に拡大し、レポ取引の導入や、香港ドル債・人民元債関連商品への投資対象拡大も含まれる。金管局は今年、マーケットメイカー制度の改善も進める。
余総裁は、今回の拡大により投資家により多様な選択肢が提供され、海外資産へのニーズに対応できると指摘。香港の債券市場への発行体や投資家の参加が促進され、オフショア人民元商品の供給が拡充されることで、国際金融センターおよびオフショア人民元ハブとしての地位が一層強化されると述べた。
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