香港天文台は12月16日の朝、市街地で気温摂氏13・3度を記録したと発表した。冬季季節風が華南一帯に影響したためで、これは今冬に入ってから最も低い気温だという。新界地区はこれよりもさらに1~2度低くなり、同日7~8時に石崗、●湾は10度だったほか、大埔、沙田、屯門、流浮山、元朗公園などで11度を観測した。午後も各地で16度を下回り寒い1日となった。そして同日22時、寒冷警報が発令された。12月17日朝は市街地は12度くらいまで下がり、新界地区はこれよりもさらに1~2度低くなる見込み。今後2~3日は寒い日が続くほか、来週初めも寒波が来ることが予測され、昼と夜との気温差が大きくなるという。天文台では、衣服を多めに着て暖かくし、室内の空気が流れるよう換気するなどの注意を呼び掛けている。【●=くさかんむりに全】
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。