タイ工業連盟（FTI）によれば、今年のタイの自動車輸出目標105万台は達成できる見通しだ。これまで半導体不足が自動車生産にブレーキをかけていたが、ここに来て半導体の供給が改善しつつあるためという。これは新型コロナの感染状況の改善に伴うもの。具体的には、コロナ禍でリモートワークなどで家にいる時間が長くなり、これに伴い、家電品と情報技術関連機器がよく売れ、この分野で半導体が多く使われた。しかし、感染状況の改善で生活がコロナ禍前に戻りつつあり、家電品などの販売も落ち着きつつあり、自動車生産により多くの半導体を回すことが可能になっているとのことだ。（『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com）
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