特区政府は11月15日、「2024年第3四半期経済報告」と2024年第3四半期の域内総生産(GDP)修正値を発表した。同日の政府新聞公報によると、香港経済の伸びは鈍化しているものの第3四半期は前年同期比で引き続き拡張した。実質GDP伸び率は前年同期比で1.8%で、10月31日に発表した速報値と同じ。伸び幅は第2四半期の同3.2%から縮小した。季節的要素を考慮した前期比伸び率はマイナス1.1%で、速報値と同じ。政府は2024年通年の実質GDP伸び率について、8月に発表した2.5~3.5%から下限の2.5%に修正した。民間機関のアナリストによる最新の伸び率予測は2.4~2.8%で、平均は約2.6%となっている。

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