陳茂波・財政長官が2月23日に発表した2022/23年度財政予算案では、香港按証保険有限公司に住宅ローン保険スキームの修正を指示した。24日付香港各紙によると、住宅ローンの物件価格上限を緩和し、最高80%の住宅ローン融資申請の物件価格上限を現行の1000万ドルから1200万ドルに引き上げる。初めて住宅購入する人の場合は最高90%の融資申請が可能で、物件価格上限は現行の800万ドルから1000万ドルに引き上げる。これにより1000万ドルの物件を購入する場合の頭金はこれまでの500万ドルから100万ドルに減少する。また1200万~1920万ドルの物件に住宅ローン保険を提供するが、融資は960万ドルを上限とする。同措置は23日から発効した。

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